【スタンプラリー入門】自治体が知るべき基本
近年、観光誘客や地域内の回遊促進策として注目を集めている「スタンプラリー」。
しかし、自治体として取り組んだ経験がないと、「手間がかかりそう」「導入のハードルが高そう」と感じられるかもしれません。
でも、ご安心ください。
実は、デジタル技術の進化によって、スタンプラリーは今、とても取り組みやすくなっています。
本記事では、スタンプラリー未経験の自治体様に向けて、基本的な魅力や効果、初めの一歩の踏み出し方を分かりやすくご紹介します。
目次
「できない」は思い込み?スタンプラリーを諦めないで!
地域活性化や観光誘致の施策としてスタンプラリーに興味はあるものの、こんな思い込みを抱えていませんか?
- 「観光地がないからできない」
- 「人口が少ないから参加者が集まらない」
実は、そうした思い込みは「できない理由」ではありません。スタンプラリーの可能性は、皆さんが想像する以上に広がりを持っています。
例えば、
地域ならではのテーマ設定
観光地に頼らず、地元の商店街や隠れた名所、特産品を巡るなど、地域独自の魅力を活かしたスタンプラリーを企画できます。
▼ 飲食店での具体的な活用事例はこちら
【mawaru for LINE活用事例インタビュー#3】熊本第一信用金庫
~コロナ禍で傷ついた街なかの飲食店を応援したい!デジタルとアナログの融合で幅広い層が参加~
コロナ禍で疲弊した熊本市中心部の飲食店支援を目的に「くまもと街なかグルメガイド」を2年連続で実施された熊本第一信用金庫の常務理事・荒尾様、理事・平野様にお話を伺いました。
広域連携で参加者増
単独の自治体だけでなく、近隣の市町村や県との連携で、より広範囲からの集客や周遊促進を狙えます。
▼ 南九州3県での広域連携事例はこちら
【mawaru for LINE活用事例インタビュー#1】 熊本県×鹿児島県×宮崎県
~現代のニーズに即したデジタルスタンプラリー継続させ、より満足度の高い観光地域づくりに繋げたい~
「ぐるーーーっと南九州3県デジタルスタンプラリー」を2年連続で実施された南九州広域観光ルート連絡協議会の熊本県観光振興課・藤澤様、宮崎県観光推進課・横山様、鹿児島県PR観光課・熊野様にお話を伺いました。
意外なコラボで注目度UP
人気クリエイターとのタイアップで、幅広い層にアプローチし、企画の話題性を高めることも可能です。
▼ QuizKnockさんとのコラボ事例はこちら
【QuizKnock x デジタルスタンプラリー】 地方自治体とのコラボ事例から学ぶ!若者世代が重視する「体験」への意識とは?!
「\QuizKnockからの招待状/時をかけるクイズ旅 in 熊本県・錦町」
この企画による、地域への誘客や実際の経済効果はどうだったのでしょうか。今回のコラボレーション事例から、地方自治体がターゲットにしたい若者世代の消費活動への動機についてご紹介します。
大切なのは、「できない理由」を探すのではなく、「どうすれば実現できるか」という視点を持つことです。MARUKUは、貴自治体の特性に合わせたデジタルスタンプラリーの企画・運用を強力にサポートし、「できない」を「できる」に変えるお手伝いをいたします。
スタンプラリーが地域にもたらす3つの効果とは?
スタンプラリーは、参加者の行動を促し、地域に以下の3つの大きな効果をもたらします。
1. 地域経済の活性化と周遊促進
参加者が地域内を広く巡ることで、滞在時間や消費活動が活発化し、地域経済の活性化に貢献します。
2. 新規集客とリピーター育成
新たな来訪者を呼び込み、楽しい体験を通じてリピーターを育成。SNSでの情報拡散により、さらなる集客にも繋がります。
3. データに基づいた「次の一手」とDX推進
デジタルスタンプラリーで得られる参加者データは、今後の観光戦略や地域課題解決に役立ち、自治体のDX推進(デジタル化による行政改革)を後押しします。
デジタルスタンプラリーが「初めて」でも始めやすい理由
「スタンプラリー」と聞くと、紙の台紙やスタンプ台の準備、景品交換の手間などを想像されるかもしれませんが、デジタルスタンプラリーならそのハードルは大きく下がります。
▼ 紙との違いがひと目でわかる比較表はこちら
デジタルスタンプラリーが手軽に始められる主な理由は以下の2点です。
1. 参加も運用も手軽
- 参加者はスマホ一つで気軽に。専用アプリは不要です。
- イベント設定もWeb上で完結。専門知識不要で、紙と比べ準備の手間を大幅削減します。
2. 初期費用を効率化
- 紙の台紙やスタンプ台の費用、設置・回収コストが不要に。
- サービス利用料のみで、予算を効率的に活用し、スモールスタートが可能です。
参加者にも運営側にも嬉しい!デジタルスタンプラリーの魅力
デジタルスタンプラリーは、参加者の利便性を高めるだけでなく、自治体側の運営負担を大幅に軽減し、より効果的な地域活性化へと繋がる多角的なメリットがあります。
参加者にとっての魅力
- スマホで手軽に参加でき、専用アプリは不要です。
- 紛失・破損の心配がなく、安心して周遊できます。
- GPSやARを活用し、ワクワクする新しい体験を提供します。
自治体(運営側)にとっての魅力
- 管理・集計が自動化され、リアルタイムでデータを確認できます。
- 紙の印刷費や人件費などの運営コストを削減できます。
- 期間中のコース変更やポイント追加もシステム上で簡単に行え、柔軟な運用が可能です。
地域全体への効果
- 広域の周遊を促進し、地域全体を巻き込むルート設定が容易です。
- 参加者の行動データを分析し、次の施策や地域プロモーションに活かせます。
まとめ
デジタルスタンプラリーは、住民や観光客と地域をつなぐ’’新しい接点’’を生み出し、
地域の魅力を引き出す大きな可能性を秘めています。
私たちMARUKUは、LINE連携の「mawaru for LINEデジタルスタンプラリー」を通じて、
スタンプラリー未経験の自治体様でも、手軽に始められ、成長につながる仕組み作りを全力でサポートいたします。
現状維持から一歩踏み出し、「地域が動き出す仕掛け」を一緒に考えてみませんか?
弊社の「mawaru for LINEデジタルスタンプラリー」について、さらに詳しい情報は、以下のリンクよりご覧いただけます。
📢 次回予告
「紙のスタンプラリー経験済みの自治体様へ」
次回は、すでに紙のスタンプラリーをご経験された自治体様に向けに、
いま注目される“デジタル化のメリット’’と、そのスムーズな導入ステップをご紹介します!