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Iターンした地方移住者のリアルな声、移住のメリットとデメリットとは?

新型ウイルス感染症対策の一環として、政府のテレワーク推進も後押しし、新しい働き方やライフスタイルへのシフトチェンジが進み、実際に郊外や地方への移住を検討する方が増えています。移住パターンの事例や地方移住から考える「地方創生」についてはこちらの記事もご覧ください。地方へ新しい人の流れを作り「地方創生」を実現させるためには?

単身者目線!リアルな地方移住のメリットとデメリット

「地方移住」というと自然が多い環境でのんびりと子育てを望む家族や、老後を穏やかに過ごしたい夫婦等が想像されるかもしれません。しかし今回は、(向き不向きもありますが)単身者が地方移住した場合に絞って、地方移住のメリットとデメリットを実際に東京から熊本県へ移住した筆者の体験談とともに本音でご紹介します。

地方移住のメリット

実はコロナ禍以前より、地方移住者の中には単身者の割合が高かったといえます。

実際に平成29年度総務省「田園回帰」調査会[過疎地域への移住者に対するアンケート調査]より、都市部から過疎地域に転居した人数の中で、単身者が47.0%を占めるという調査結果が報告されています。

ではリアルな地方移住のメリットについてはどうでしょうか。

家賃が安く、広い家に住める!

一般的に、地方は都心部と比較して家賃が安いです。さらに土地も広くあるため、都会に比べ広い家に安価で住むことができます。大きめの家具を置いたり、流行のDIYで自分好みのオシャレな内装にしてみたりといった、都心の限られたスペースでは叶わなかった願いが叶います。自分のお気に入りの環境に帰ることができるからこそ、自宅に長くいたい、ゆったり過ごす時間を満喫したいという思いが出来ました。

煩わしい通勤からの解放!

最近では在宅ワークという選択肢も普及し、通勤時間の削減も可能ですが、地方での生活では満員電車での通勤から解放され、マイカーでゆっくりと通勤することが可能です。また、総務省統計局が行っている社会生活基本調査によると、日本の平均通勤時間は往復で1時間19分、東京近郊3県(神奈川、千葉、埼玉)に至っては平均すると往復1時間41分、片道50分程度にまで跳ね上がりますが、地方では基本的に通勤時間が短く、その分自分のために使う時間の捻出が可能です。実際に地方移住した結果、片道15分で職場に到着できるようになり、満員電車に乗ることもなく、マイカーという自分ひとりの空間の中でお気に入りの音楽を聞く、といった仕事と自宅の間のリセットもサクッと出来るようになりました。

地元産の食料品が新鮮で安い!

地域差はありますが、野菜や果物、肉・魚など地元産の食品は驚くほど新鮮で安いこともあります。また都心部には流通していないような食材に出会えることもあり、食を楽しみたい人にとってはメリットと言えます!

余暇を満喫できる選択肢が増える!

都会の刺激に慣れ過ぎて、地方生活では刺激が少ないのではないかと心配される方もいますが、そんなことはありません。マイカー所有が前提ではありますが、実際に筆者が東京で生活していた頃と比較して行ける場所・アクティビティの選択肢が増えたという実感が強いです。都心部に在住していると週末レンタカーを借りて、何時間もかけて行くような自然もぐっと近くなります。趣味の幅、挑戦したいアクティビティの種類が増えることは、地方移住ならではだと感じます。

新しく出会うひとが増え、新しい考え方を知ることができる

地方に住んでみると、自分の生まれ育った地域に愛着を持って生活している地元の人たちに多く出会うことができます。その声を聞きながら、その地域のことを深く知ることによって、さらに地域のことを好きになっていきました。自分の生まれ育った土地を愛する想いや価値観に触れることで、自分自身も新しい考え方を改めて持つことができ、新鮮な気持ちになれます。東京で生活しているだけでは出会えない人に会えたという経験は、地方移住最大のメリットと言えます。

地方移住のデメリット

決して物価が安いとは言い切れない

地方移住というと、特に都心部在住の方から「物価は安いのか?」という質問をよくされます。結論からいうと、大きな違いがあるのは家賃のみで、それ以外の物価はそうそう大きく変わりません。さらにマイカー所有によって維持費や、ガス料金の制度の違い、水道料金といった光熱費の増加もあるため、月々の生活に関わるトータルコストでいうと都心部とそれほど差がないと言えます。また、地方生活では数百円で乗車できる公共機関ではなく、車での移動がメインになるため、その分ガソリン代や有料道路代といった移動に関わるコストも発生します。

文化やスポーツに触れる機会の減少

映画館や美術館、コンサートや演劇といった文化に触れる機会、またプロスポーツの観戦機会が減ることも地方移住のデメリットといえます。

都心とは違う人付き合い

地方といえば、人付き合いの濃さをよく言われます。町内の行事への参加等、都心部よりも濃密な人間関係が想像されるかもしれません。筆者自身は、役所に転入届を提出した際に自分の居住する地域の協力委員さんへの挨拶を推奨されたことには、東京の生活では考えられなかったことでしたので驚きました。しかしながら、これらは無理強いされるものではなく、適度な距離感を保ちながら生活できます。もちろん自分から深く関わりたい場合は積極的に関わることもできるので、交流によって自分自身の可能性が広がったり、新たな地域の魅力を知ったりすることもあります。

就職先を決めておく

都心部と比較すると、就職先の選択肢が少なくなることも言えます。その心配を避けるために、移住してから仕事を決めるケースもありますが、移住前にあらかじめ仕事を決めておくことをオススメします。民間の求人サイトのみならず、近年は道府県・自治体が移住者向けの求人サイトを整えており、求職者をサポートする制度や補助金等も増えています。そういった制度をフルに活用し、移住前に就職先を決めておけば、移住直後の収入も担保されるため、安心して新生活を始めることができます。

まとめ

今回は東京からIターンした地方移住者のリアルな声、移住のメリットとデメリットについてご紹介させて頂きました。メリットのみならず、デメリットについても発信していくことで、想像や期待との違いに悩まされることなく、移住から定住に繋がっていくことを期待しています。

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