今回は、企業や商品のブランディングや販促など、サイトで伝えたい狙いに対し、イラストを効果的に用いた印象的なサイト５選をお届けします。

永谷園 めざまし茶づけ

イラストを効果的に用いることで、お子さんと一緒に親子で楽しめる商品LP。

やかんをモチーフにした小学生型ロボットそそぐ君を中心に、そそぐ君を取り巻く魅力的なキャラクターたちも丁寧に紹介されており、そそぐ君の日常を連想させてくれます。
その中でお茶漬けが朝食にピッタリなこと、栄養バランスを考慮したちょい足しレシピなどを提案してくれるので、めざまし茶漬けってありだよね！と見ている方も納得。

大きめのフォントで文章も短く、イラストを用いることで直感的に伝わるサイトになっています。

SUKUSUKU BALL 

サイト全体が優しいパステル調で、カラフルな動物たちが印象的。

子供の成長を願うママの気持ちで作った安心・安全なおやつを届けたいという企業の想いが、動画やイラスト、商品名などで構成されたファーストビューだけで伝わってきます。
会員登録やショッピングガイド、プライバシーポリシーなどを除くメイン要素は遷移することなく縦長のLPとして展開され、マウスオーバーでクルッと回転し詳細テキストが出現するなど遊び心も万歳。

おかしに含まれる栄養素とその役割の情報は端的にまとめられ、スマートフォンで見た際もスクロールの必要のない設計となっており、なるべくノンストレスで回遊できるよう設計されています。

パッケージに描かれているどうぶつたちも図鑑として紹介されているので、お子さんと一緒に楽しめる工夫も見られます。

コンビ LakuMug

商品の絵柄がサイト全体の背景で使用されており、優しい色合いと可愛らしいイラストが印象的なLP。

赤ちゃんの月齢に合わせ飲みやすく設計された商品特徴も、忙しいママへもながら見で情報が届くよう、イラストを用いたアニメーションで分かりやすく発信。
どうしてマグに入れた飲み物が漏れないのか、お手入れはどうすればいいのかなど、ユーザーが抱きがちな疑問や不安もサイト上で事前に解消してくれます。

キクチメガネ

サイトを開いた瞬間、画面いっぱいに広がる「モヤモ～ヤ」というモンスター。
メガネのお悩み、いわゆるモヤモヤをレスキューしてくれる問題解決型のサイトということが一目瞭然！

メガネに関する悩みをクイズ形式で出題、正解するとオプトくん(キクチのお店に住んでる妖精)がその理由を詳しく教えてくれ、楽しみながら疑問を解決してくれる工夫が魅力です。

ELECOM

テレワーク経験者が「あるある〜」と思わず共感してしまうようなポップなイラストが印象的なLP。

イラストだけでも理解できるようになっているので、「読む」煩わしさから解放してくれます。

サテライトオフィス/シェアオフィス、在宅ワークなど環境ごとにタブ分けされているので、自分の悩みに素早くたどり着くことができ、それを解決してくれる製品がセットで紹介されているため、(例えサイト内で紹介されている商品を購入しなかったとしても)どのようなものがあれば問題解決に繋がるのか明白になるため、こちらも問題解決型の親切なサイトと言えます。

まとめ

お子さんやペットに関するものや問題解決型のWebサイトのように、イラストを用いることで企業(商品)のメッセージが直感的に、より一層伝わりやすくなるという効果も◎

特にスマホでのUIを考慮した場合、イラストの持つ役割は重大です。(こちらは別の機会に詳しく記載します)

イラストのテイストによって受け取る側の印象も変わってくるので、目的に寄り添ったイラストを用いることが重要です。