MARUKU Blog

自治体のLINE公式アカウント、活用できていますか?

 

 

「開設はしたけど、思うように使いこなせていない…」

今や、全国の自治体の8割以上がLINE公式アカウントを導入しています。
しかし、そのLINE公式アカウント、本当に「使いこなせて」いますか?
本記事では、「とりあえず配信してる」状態から脱却し、LINEを地域を動かす武器にするヒントをお届けします。

 導入はもう当たり前?自治体LINE公式アカウント所持率のリアル

 

※全国約1,740の自治体のうち約1,400が導入済みとの発表に基づき、導入率をおおよそで算出しています。
出展:一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構(ODS)ウェビナー(2024年9月)

 

ご覧の通り、LINE公式アカウントは、多くの自治体にとって既に「導入済み」のツールです。これは、住民との接点としてLINEがいかに重要であるかを多くの自治体が認識している証拠です。
しかし、導入後の満足度はどうでしょうか?実は、「期待通りに活用できていない」というお声も、多数の自治体様からお聞きしております。次のセクションでは、その「なぜ?」を深掘りしていきます。

 

LINE導入後に立ちはだかる“次の壁”

 

LINE公式アカウントを導入された自治体様が次に直面する課題とは、一体どのようなものでしょうか。

 

  • リソース不足(専任不在)
  • ノウハウ不足(配信内容のマンネリ)
  • 目的の曖昧さ(“とりあえず通知”)
  • 成果の可視化ができない

 

せっかく導入しても、活用できなければ“宝の持ち腐れ”です。

 

導入時の期待、今どうなっていますか?

 

LINE公式アカウントを導入された際、さまざまな期待が込められていたのではないでしょうか?

 

  • 災害時や緊急時の迅速な情報発信
  • 住民サービスの効率化・利便性向上
  • イベント告知による地域活性化
  • 住民との双方向コミュニケーション

 

でも、もし「思ったより成果が出ていない」と感じているなら、
それはLINEが持つ潜在能力をまだ十分に引き出せていない可能性があります。

 

「活用しきれていない」最大の理由と解決策

 

多くの自治体でLINEが「活用しきれてない」と感じてしまう原因は、一方通行な運用にあります。
本来のLINEの強みは、住民との関係性強化と、行動データを活かした施策改善にあります。

 LINE活用を進めるための3つのヒント

 

1、双方向コミュニケーションをつくる

  •  チャットボットで住民の質問に自動対応
  •  アンケート機能でリアルな声を収集

 

2、行動を促す仕組みを加える

  •  スタンプラリーやイベント参加を促進
  •  クーポン配信で地域内の消費を後押し

 

3、データを「見える化」して次に活かす

  • 性別、年代、行動履歴を分析
  • その分析結果から、次に何をするか、どう改善するかを考えて実行する

 

この「エンゲージメント」と「データ活用」こそが、LINEアカウントを「宝の持ち腐れ」から「地域の大切な資産」へと変える鍵となります。

全世代に響く!LINEが拓く、住民サービスと地域活性化の可能性

 

出展:D2C R「SNS利用実態調査」(2025年5月)

 

このグラフが示す通り、LINEはあらゆる世代の方々が日常的に利用されている、まさに「国民的」なツールです。この圧倒的なリーチ力は、他のどのツールにも真似できません。

若い世代から高齢層まで広く浸透しているからこそ、貴自治体の情報をすべての住民へ確実に届け、双方向のコミュニケーションを実現する可能性を秘めています。これは、「誰一人取り残さないデジタル化」の推進に直結する、LINEならではの強みです。

まとめ                        

 

「LINE公式アカウント、導入で終わらせない。」

これまでご説明してきましたように、LINEは、ただの情報配信ツールではありません。
住民の声を拾い、行動を促し、地域の未来を育てる“デジタルの畑”のような存在です。
どんなに立派な畑でも、種をまかなければ芽は出ません。
LINEも、正しく活用することで初めて、“成果”という実を結びます。

私たちMARUKUは、自治体のLINE活用を「仕組み化」し、持続可能な地域活性へと導く伴走者です。
弊社の「mawaru for LINEデジタルスタンプラリー」は、行動促進とデータの「見える化」で、地域活性化の成果を明確に実感いただけるソリューションです。

 

“なんとなく”の運用から、“地域が動き出す”運用へ。
一緒に、一歩踏み出してみませんか?

 

弊社の「mawaru for LINEデジタルスタンプラリー」について、さらに詳しい情報は、以下のリンクよりご覧いただけます。

 

mawaruで創る新しいコミュニケーションのカタチ

 

ICTの積極導入で企業の地力を底上げしましょう!

ICTを活用した新しいサービスの開発からWebサイトやSNSを活用したマーケティング戦略まで、
「新しいまちづくり構想」をテーマにした地方活性化に取り組むMARUKUにおまかせ下さい。
まずはお気軽に弊社のメールフォームよりお問い合わせくださいませ。

関連する記事

今注目の「メタバース」、仮想空間で広がる未来

Metaverse(メタバース)とは、Meta(超越した)+Universe(宇宙)を組み合わせた造語になります。Facebook社が社名を「Meta(メタ)」に変えたことで話題となりました。もともとSF作家ニール・ステ…

未来のインターネット「WEB3.0」とは?

このところメタバースやNFT、ブロックチェーンといったインターネットの新しい技術に関する話題を多く目にするようになってきたと感じる方も多いのではないでしょうか。今回はそういった技術を基盤としたインターネットの新しい発展段…

【徹底解説】RPA導入による社内DX

DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として導入が進んでいるRPAについて、みなさんご存じでしょうか。働き方改革や人材不足、コスト削減等に役立ち、働く人の環境改善にもつながります。 この記事では、RPAのメリット…

人気の記事

自治体のLINE公式アカウント、活用できていますか?

    「開設はしたけど、思うように使いこなせていない…」 今や、全国の自治体の8割以上がLINE公式アカウントを導入しています。 しかし、そのLINE公式アカウント、本当に「使いこなせて」いますか?…